バイクに乗る上で欠かせないアイテムの一つがバイクウェアです。特にジャケットはただの防寒具としてだけではなく、万が一のときに身体を守る防護服の意味でも重要なアイテムの一つと言えます。今回はそんなバイクウェアのジャケットについてまとめていきます。

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オシャレに決める!レザージャケット

レザージャケットは文字通りレザー(革)でできたジャケットの総称ですが、その中でもバイク用ウェアに特化したデザインのものをレザーライダーズジャケットと言います。最近ではそのオシャレなデザインから、単にバイク乗りのためのジャケットというだけではなく、男女問わずファッションアイテムの一つとして普段着に取り入れている人もいます。そんなレザージャケットですがその材質によって価格や耐久性、お手入れ方法などが大きく変わってきます。

まず材質が本革でできたものは価格が高いものが多いですが、耐久性に優れるのでちょっとした転倒であれば身体を守ってくれます。また本革は着用すれば着用するほどに革製品独特の味わいが出てくるので身体に良く馴染んできたり、色味の変化を楽しんだりすることができます。ただし本革は湿気に弱いため、雨などで濡れてしまったり、お手入れを怠るとカビが生えてしまうことがあるので注意が必要です。

一方合成皮革で作られたものは、本革のものに比べて価格が安いため手に入れやすく、お手入れも本革ほど気を使う必要はありません。しかし合成皮革自体の寿命が2~3年であるために経年劣化しやすいことと、合成皮革が柔らかい素材なので耐久性という点では本革よりも劣ります。しかし本革よりも加工がしやすいため、普段着にも使いやすいオシャレなデザインが多いのが特徴です。またカラーも豊富なのでバイクウェアもオシャレにしたい!という方にはオススメです。

軽くて動きやすい!ナイロンジャケット

バイク用ジャケットで目にすることが多いナイロンジャケットは、ナイロンという合成繊維で作られたジャケットです。ナイロン繊維の生地で出来ているので、耐久性に優れ、雨などによる水濡れや汚れにも強いという特徴があります。夏用や冬用によって変わりますが、通気性や保温性も考慮されているためレザージャケットに比べると季節や天候を問わず使いやすいです。

またナイロンジャケットはレザージャケットと比べて軽く、動きやすいものが多いので、バイクで長距離を移動する場合には快適です。製品によってポケットなどがたくさん付いていたり、着脱可能なライナー(裏地)が付いていたりと機能性も優れています。

バイクに乗って長距離を移動したい!という人や、機能性を重視したい!という人には特にオススメです。

まとめ

ここまでレザージャケットとナイロンジャケットのそれぞれの特徴についてまとめてきました。どちらも機能やデザインなどそれぞれに違いがあったり、季節によっても向き不向きがあったりするため、単純にバイクに乗るならこのウェア!というものはありません。

何よりバイクに乗る上で最も考慮すべきなのは、万が一転倒したときなどにどれだけウェアが身体を守ってくれるのか?ということです。以上を踏まえて、安全性にも気を配りながら快適にツーリングを楽しめる、お気に入りの一枚を探してみてはいかがでしょうか。