革ジャンは、バイク乗りには必須アイテムといえるでしょう。そんな革ジャンですが、洗濯はどのようにすればいいのでしょうか。革ジャンを洗濯機で洗うとどうなるかわからないため、クリーニングに出している人が多いかもしれません。今回の記事では、革ジャンの洗濯方法について詳しくご紹介していきます。

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革ジャンを洗濯機で洗うことは可能です

革ジャンを洗濯する際、クリーニング店に持っていく人が多く見られます。しかしクリーニングは高く手間もかかります。実は、革ジャンは洗濯機で洗う事が出来ます。

実際、野生動物の皮を使ったレザー生地を洗濯機で洗う事は、基本的にタブーとされていますが、それは生地が破れたり縮んだりした際に保証が出来ないからであり、根本から考えてみれば、人間と同じく野生動物も雨にぬれたり水の中に入ります。逆に水には強いのです。

更には、バイクに乗っている時に雨に濡れても丈夫なはずです。しかし、死んでしまった動物の皮なので保湿が必要になります。それ故に、洗濯後にオイル等で保湿のケアさえしっかりすれば特に問題はありません。

革ジャンを洗濯する際に注意する事

革ジャンを洗濯する際には、洗濯機で通常通りの自動コースを選び、洗い、すすぎ、脱水をし、終了後は迅速に太めのハンガーに掛けて陰干しをする必要があります。

レザーは丈夫でありながらもデリケートな生地であるため、レザーに合わない洗剤や柔軟剤、お湯を使用してしまうと、驚くほどに縮んでしまい、一度縮んでしまった革ジャンは二度と元には戻らないので、絶対に避けなければなりません。

また、他の洗濯物と一緒に洗う事も、他の衣類の成分がレザーに悪影響を与えてしまう可能性があるため避けるべきです。さらに、天日干しをすると縮んでしまうだけではなく、色も変わってしまいレザーが禿げてしまう危険性もありますので細心の注意を払う事が重要です。

革ジャンの洗濯後のケアの方法とは

洗濯後の革ジャンをケアする為に最も重要な事は、レザーのオイルアップです。陰干しの途中、まだレザーが半乾きの状態を見計らって多めにオイルアップをします。

お勧めは、主に靴屋などに売っているミンクオイルです。オイルが無い時は、保湿クリームでも効果はあります。オイルがしっかりと馴染みレザーが乾いたら、残っている油分を丁寧に拭き取ります。

オイルアップをしないと保湿できずにレザーが痛み破損してしまう危険性があるため、この作業は必須です。レザーによってはオイルの質や量を調整する必要があるため、レザーの特質をしっかりと把握しておくことが大切です。また、縮み対策の一環として、半乾き状態の時に一度着用し、肩から腕周りを伸ばしてみる方法もあります。

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