ヤマハYZF-R3は、スーパースポーツスタイルのバイクです。フルカウルモデルなので空気抵抗を考慮した構造になっており、人車一体感ある走りを楽しめます。
またスーパースポーツタイプではありますが、前傾姿勢もきつくないため日常使いからツーリングの相棒としても活躍します。それでは多彩なシーンで活躍するヤマハYZF-R3を紹介していきましょう。
スポンサーリンク
ヤマハYZF-R3の特徴と魅力
ヤマハYZF-R3のフルカウルを施した流麗なデザインが最も評価されており、ライダーなら一度はまたがってみたいと思わせる魅力があります。そのサーキットで疾走していそうなクールなボデイに400cc並のパワーを誇る水冷DOHC直列2気筒を搭載しており、低速での右折や左折、勾配のあるワインディングロードをもグイグイ走ってくれます。
軽量ボディと剛性を両立させたダイヤモンドフレームにより良好な足つきを実現、モダンでクールなマルチファンクションメーター、鋭い2眼逆スラントヘッドランプはロービームで片眼点灯、ハイビームで両眼点灯し、夜間や雨天の日で道路上を明るく照らし出します。
また急なスリップで車体が不安定になったさいにタイヤロックを防いでくれるABSを標準搭載しているので、初めてのスーパースポーツを探している方にも選ばれています。
ヤマハYZF-R3のスペック・燃費、走行性能は
ヤマハのホームページにあるYZF-R3のスペックは次のとおりです。
全長(mm) 2,090
全幅(mm) 720
全高(mm) 1,135
軸距(mm) 1,380
最低地上高(mm) 160
シート高(mm) 780
車両重量(kg) 169
燃費 国土交通省届出値:定地燃費値
34.6km/L (60km/h、2名乗車時)
燃費 WMTCモード値
24.4 (クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時)
最高出力(kW[PS]/rpm)
31[42]/10,750
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
30[3.0]/9,000
タイヤ前 110/70-17M/C(54H)(チューブレス)
タイヤ後 140/70-17M/C(66H)(チューブレス)
ヤマハYZF-R3の燃費が気になりますが、1Lあたりにすると24.4km(WMTCモード)なので、スーパースポーツとしては燃費効率の高いモデルと言えるでしょう。また燃料タンクが14Lなので、約341.6kmも走れる計算になります。
加速時にマシンの荷重移動がライダーに伝わるリアモノクロスサスペンション、狙ったラインをトレースしやすい剛性感あるフロントサスペンションを装備、さらにフロント・リアディスクブレーキはコーナリングや下り坂で高い制動力を発揮するため走行性能も優れています。
ヤマハYZF-R3のライバル車は
ヤマハYZF-R3のライバルは、ホンダCBR250RR
とカワサキNinja250でしょう。
排気量ではヤマハYZF-R3が70ccほど多いですが、いずれもスーパースポーツスタイルが共通しています。
1Lあたりの燃費性能はヤマハYZF-R3が24.4km、ホンダCBR250RRが26.7km、カワサキNinja250が25.7km(いずれもWMTCモード)なので燃費性能ではライバルに一歩譲ります。
また総重量においてはヤマハYZF-R3が169kg、ホンダCBR250RRが165Kg、カワサキNinja250が172kgなので、170kgを切るヤマハYZF-R3は取り回しやすいです。大排気量から生じるパワフルさはライバルを凌駕します。勾配のある坂道でも少し余分に回すだけで力強く走りますし、低速トルクでのコーナリングでもエンストすることもありません。
まとめ
ヤマハYZF-R3は、よりパワフルな走りを楽しみたいライダーにおすすめします。高速走行では人車一体感を感じながら気持ちよく走れますし、320ccのスーパースポーツなのでコーナーや坂道のあるワインディングロードも逞しくグイグイと地面をけるように走ってくれます。ヤマハYZF-R3は、250ccの頼りなさを克服したいライダーらに選ばれています。