初めてのバイクを購入し、車検が近づいているという人も多いのではないでしょうか。そんなときに気になるのが、車検のためにかかる費用。バイクの車検は車の車検とは異なり、あまり情報を聞かないかもしれません。そこで今回はバイク車検でかかる費用について説明します。

スポンサーリンク

自賠責保険にかかる費用

自賠責保険はバイクに乗る人は必ず加入しなければいけない保険です。そのためもし自賠責保険に加入していないという人がいたら、その人はそもそも車検を受けることができないので注意が必要です。

自賠責保険の保険料はバイクの排気量によって異なります。長期間まとめて加入すればするほど費用がお得になるのがその特徴です。251cc以上のバイクの場合、12ヶ月なら9180円、24ヶ月なら13640円になります。3年間の36ヶ月だったら18020円と12ヶ月よりも3割近く安くなります。

重量税の費用と検査手数料

126cc以上のバイクには重量税が課されます。また250cc以上の排気量のバイクの場合にはバイクを取得した時だけでなく車検の時にもこの重量税を納めなければならないので注意しましょう。

新車登録時の重量税は5700円で、3年分の重量税にあたります。これは新車登録後の最初の車検が登録してから3年後に訪れるのがその理由です。それ以降は2年ごとに車検が訪れるため、2年分の金額を納めます。その金額が登録から13年未満の間は3800円、登録から13年以上になると4600円になります。また車検を受ける際には自動車審査証紙と自動車検査登録印紙を入手する必要があります。この2つを合わせて車検手数料と呼んだり検査手数料と呼んだりすることもあります。

自動車審査証紙は新車で購入したバイクの最初の車検である場合と中古で購入したり2度目以降の継続車検である場合では料金が異なりますが、多くの場合バイクの車検に必要な手数料は自動車審査証紙代の1300円と自動車検査登録印紙代の400円を合わせた1700円になります。

ユーザー車検かディーラーに依頼するかで金額は変わる!

これらの費用を合わせて車検費用を見積もると、一度の車検に必要な費用はおよそ2万円ほどになります。しかしこの金額はユーザー車検を行った場合に必要な費用の目安なので注意が必要です。

もしも車検をディーラーなどに依頼した場合にはその手数料がかかってきますので、車検基本料として4万円以上見積もっておくとよいでしょう。またその合計金額は自賠責保険の加入期間や所有しているバイクの登録年数によっても異なります。自分の状況に合わせて計算することが大切です。