アメリカンバイクはブレーキペダルが前方にあり、乗車姿勢も起き上がっています。これが影響して、冬のシーズンは冷たい風が体全体に当たりやすいのが特徴です。したがって、ライディングウェアもしっかりと防寒対策しながら、アメリカンバイクに似合う服装を選ぶことが大切になります。

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革ジャケットはシーズンを通じてマストアイテム

まずはライダーズファッションのメインであるジャケットの紹介です。アメリカンバイクに似合うのは、革ジャンや身体にフィットするタイトな革ジャケットです。

本場アメリカのバイク文化を味わえるこのファッションは、男性だけでなく女性にも人気のスタイルになります。皮製品の特徴は通気性が弱く、冷たい風を内部まで入れこみません。したがって冬のシーズンにはとても便利なアイテムです。使えば使うほど、味わい深くなり、転倒時の衝撃からも保護する性能があります。

40代から50代の男性が着た場合は、ワイルドなダンディズムを表現できるので、とても効果的です。アメリカンバイク用に1着持っておけば、バイクに乗らない時でも季節を通じて着こなせるアイテムになります。

下半身の防寒対策はインナーウェアでカバー

続いてはライダースパンツに関するポイントです。この場合もジャケット同様に革製パンツがオススメですが、ジャケットと違いインナーウェアの有無がポイントになります。

革パンツを直接履いても問題ありませんが、皮の冷たさが気になる方はインナーパンツを履くと効果的です。皮パンツの多くはとてもタイトに作られているので、できるだけ薄いタイプのインナーウェアを利用して下さい。

肌に革の生地が直接触れることがなくなるので、汗をかいた時にも張り付く心配がありません。しゃがんだり、アクティブなライディングポジションを好む方には特にオススメです。一枚履くだけで、体感温度は大幅に変化します。長距離ツーリングの際は実践してみて下さい。

革手袋は中の加工方法がポイント

3つ目に紹介するのは手袋の選び方です。アメリカンバイクは基本的にどんな手袋でも似合いますが、統一感を演出するならやはり革手袋がオススメです。

革手袋は手にフィットしやすいので、指の機動性も高く、クラッチを握る際にも効果的です。防寒性をより追求したい方は、手袋の内側に毛皮のような加工がしてあるものを選んで下さい。通常の革手袋よりも保温性がアップし、真冬のツーリングも怖くありません。スタイルに合わせてブラウンやブラックなどカラーリングを工夫することで、チョッパースタイルのように手袋が目につく場合のアピールも可能です。

以上のように、アメリカンバイクのカッコ良さをファッションでも表現しながら、防寒対策をバッチリ決めることがオススメの方法になります。