ベイツといえば、アメリカのレーシングウェアのメーカーですが、最近はあらゆるライダーに向けての豊富なラインナップのウェアが取り揃えられています。ベイツが似合うオートバイはどのようなものなのか、紹介してゆきましょう。
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1970年代にレース用ウェアで一世を風靡したメーカー
ベイツは、オートバイレースが最も熱かった1970年代のアメリカにて、レース場にて圧倒的なシェアを誇ったトップブランドです。この会社の歴史は古く、1939年から、MFG.COという社名にてバイクのアクセサリーパーツの販売が開始されていました。
1971年には、全世界に衝撃を与えた映画である「イージーライダー」にて使用されていたバイクウェアを手がけた、「ABC Custom Leathers」をデザイナーごと吸収し、アメリカのレーシングウェアをリードし続けました。
BATESのウェアが登場する前までは、レース場では、ライダージャケットといえば、ほとんどがブラックのレザージャケットばかりでしたが、BATESが斬新なカラフルなデザインのライダーズジャケットを販売することで、ライダーズジェケットのイメージを大きく変化させ、一世を風靡しました。
BATESのウェアは、アメリカの俳優であるスティーブマックイーンが愛用したことでも知られていて、ケニーロバーツなどのトップレーサーにも愛用されていました。その後、バイクブームの衰退により、規模は縮小しましたが、最近の多様化されたレースシーンで欠かすことのできないブランドとして多くのライダーに愛用されています。
あらゆるライダーのためのラインナップが用意されている
ベイツのバイクウェアには、レザージェケットやテキスタイルジャケットなどの商品展開があります。全般的にブラックのデザインに、BATESのロゴが誇らしくデザインされているものが多く、ベイツのバイクウェアに最も合うバイクとしては、アメリカンバイクが挙げられるでしょう。特に、レザージャケットについてはアメリカンバイクがとてもよく似合います。
テキスタイルジャケットについても、アメリカンバイクによく似合いますが、スポーティーなデザインのものもあるので、ネイキッドバイクやツアラーバイクなどで着用しても全く違和感はありません。フード付きのファッショナブルなジャケットラインナップもありますので、ビッグスクーターなどにも似合うでしょう。
また、レザージャケットにしてもテキスタイルジャケットにしても、プロテクターなどが装備されているモデルも多数あり、レーシングシーンで利用するのも良いでしょう。そういう意味では、レーサーレプリカなどのレーシングオートバイを乗るときに着用すると、安全にライディングを楽しむことができます。