バイクでキャンプに行くときは、できる限り荷物を軽く少なくしたいですよね。なかでもテントは、大きく重い荷物のうちの一つです。ここでは、バイクキャンプに使うテントの選び方について解説します。
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「2人用テント」で、重さ4kg以内で選ぼう
まずはテントの大きさは、2人用が必須です。ソロツーリングなら1人用テントでよさそうなものですが、ツーリングバッグなど荷物がありますよね。ブーツも、外に出したままでは夜露で濡れてしまいます。
そこで2人用を選び、半分は荷物スペースとして使うのがいいのです。また重さは、重くても4kg以内がいいでしょう。重いとバイクの走行重心が上がってハンドリングが不安定になります。
使いやすいのはドーム型
2人用テントに限って言えば形には幾つかあり、大別すると、ドーム型、ピラミッド型、ワンポール型が代表的なところです。
これらの中でお勧めなのはドーム型で、シート(床)部分と屋根が一体になっているものが多いです。テントを地面に置いて屋根をつまみ上げ、骨組みのアルミポールを差し込めばほとんどできてしまいます。
その点、ピラミッド型やワンポール型は自立しにくく、ペグ(テントを地面に固定する金具)をバランスよく打たないとなりません。
ツーリング用テントは重さももちろん重要ですが、コンパクトにまとまることも大事です。いろいろな種類がありますのでぜひ自分好みの一品を探してみてください。
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バイクのどこに積むか
テントを積む場合には、なるべく重心位置の近くに積むようにしましょう。そうすることでハンドリングが変わるのを防ぐことができます。その上にツーリングバッグや椅子を乗せると、重みによってテントも安定します。つまり下から順に、テント、椅子、バッグ、寝袋となります。
その他必需品
バイクでキャンプツーリングは初めて、テントを買うのも初めてという方は、ドーム型テントと一緒に、次のグッズも揃えておきましょう。これらがあると、とても助かります。
(1)LEDライト
夜、テントの中で荷物を整理したり、トイレに行ったりするときに重宝します。LEDなので、明るいうえに電池も長持ちします。間違っても、ライターを照明にしてはなりません。最悪、燃えてしまいますから。
(2)アルミシートまたはエアーベッド
アルミ蒸着したスポンジシートを布団がわりにします。エアーベッドは、寝心地もよく空気を抜けばコンパクトになりますが、設営と撤収は面倒です。
(3)その他
蓄光ロープ、サンダル、ガムテープ等があると安全ですし応急処置に役立ちます。
まとめ
バイクのキャンプツーリングに行くなら、コンパクトに収納できて使いやすいドーム型がお勧めです。その他役立つグッズも用意して、楽しくキャンプに行きたいですね。なおキャンプにおいては、マナーを守るとともに、野生動物や蚊にも気をつけたいところですね。