GSX-R1000R ABSは、新たな世界の頂点を目指すべく開発されたスーパースポーツスタイルのバイクです。

世界各国で100万台以上販売したGSX-Rシリーズ史上最高峰の加速性能を実現するため、新設計の軽量コンパクトエンジン・直列4気筒DOHCを搭載、最大197PSを発揮するモンスターマシンに仕上げられました。

心地よく風を切って疾走するGSX-R1000R ABSの魅力や特徴を紹介してきましょう。

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スズキGSX-R1000R ABSの特徴と魅力

スズキGSX-R1000R ABSは走る・曲がる・止まるを徹底的に追求したスーパースポーツです。

鋭いコーナの立ち上がりを実現する幅広い回転域をもつ軽量コンパクトエンジン、新たに開発されたコンパクト車体はコーナー進入時に安定した減速を可能とし、軽快なハンドリングをサポートします。

大排気量999㎥によるパワフルなトルクと馬力に加えて、左ハンドルに備え付けられたスズキドライブモードセレクターは走行モードも選択できます。ワインディング、市街地、高速クルージングの3つと10モードあるトラクションコントロールシステムと合わせることで、走りの幅が広がります。

鋭いナイフのようなクールなスタイルに加えて、サイドに流れる大型エキゾーストパイプは、GSX-R1000R ABSがパワフルなマシンであることを教えてくれることでしょう。

スズキGSX-R1000R ABSのスペック・燃費、走行性能は

スズキのホームページにあるGSX-R1000R ABSのスペックは次のとおりです。


全長(mm) 2,075
全幅(mm) 705
全高(mm) 1,145
軸距(mm) 1,420
最低地上高(mm) 130
シート高(mm) 825
車両重量(kg) 203

燃費 国土交通省届出値:定地燃費値
22.1km/L (60km/h、2名乗車時)
燃費 WMTCモード値
16.6km/L (クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時)

最高出力(kW[PS]/rpm)
145[197]/13,200

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
117[11.9]/10,800

タイヤ前 120/70ZR17M/C(58W)
タイヤ後 190/55ZR17M/C(75W)


 

GSX-R1000R ABSは、軽量コンパクトボディと優れた空力性能により、1Lあたり16.6km(WMTCモード値)の燃費性能を実現しており、197PSを誇るスーパースポーツの中でも燃費効率の良いモデルです。燃料タンク容量が16Lあるため、満タン状態にすると約265.6km走行できます。これは東名高速を利用すると東京から浜松市付近まで移動できる距離になります。

また高度な電子制御システム・IMUを採用しています。車両の姿勢をピッチ、ロール、ヨーの3軸にそって6方向にリアルタイムに検知し、トラクション、ブレーキング、コーナリングの制御を正確かつ効率的にサポートするため、走行性能の高さも評価されています。

スズキGSX-R1000R ABSのライバル車は

スズキGSX-R1000R ABSのライバルは、1000㎥前後の排気量を持ち、スーパースポーツスタイルという共通点のある

ホンダCBR1000RR SP

やカワサキNinja 1000になります。

燃費性能においては、スズキGSX-R1000R ABSが1Lあたり16.6km、ホンダCBR1000RR SPが17.7km、カワサキNinja 1000が17.5km(いずれもWMTCモード値)となっており、燃費性能においては一歩譲ることになります。

しかし馬力においては、スズキGSX-R1000R ABSが197PS、対するホンダCBR1000RR SPが141PS、カワサキNinja 1000が141PSなので、GSX-R1000R ABSが抜きん出ており、ライバル車種を凌駕するパワフルなモンスターマシンであることがわかります。

まとめ

スズキGSX-R1000R ABSは、風を切って疾走するスーパースポーツの頂点を目指したバイクです。原点となる走る・曲がる・止まるを高いレベルで実現し選べる走行モードやIMUシステムにより、今までにない走りの楽しみを体感できるので、風を切って心地よく走りたい、人車一体で走りを楽しみたい、サーキット用やツーリング用マシンを探しているバイカーにおすすめします。