バイクツーリングにはたくさんの魅力がありますが、キャンプツーリングもそのうちの一つです。必要最小限の荷物を積み、まずは1泊キャンプに行ってみませんか?
そこには、バイクでしか経験できない非日常があなたを待っています。

スポンサーリンク

最小限必要のグッズ

キャンプツーリングでまず悩むのは、そして初心者にとって難しいのは、荷物を必要最小限にとどめることです。積載量は限られていますし、荷物をどれだけコンパクトに絞るかもまた、楽しみの一つです。

まず宿泊は、バンガローよりはテントにしたいですね。すると、テント、アルミマット、シュラフがまず必要になります。
加えて、小型ガスストーブ(コンロ)、食器、ナイフ類。

食料は、現地で調達したほうが、積載量と衛生的観点からメリットがあります。

端的に言えば、これだけでキャンプはできてしまいます。キャンプ場でお弁当を食べてもよし、カップ麺を食べてもよし、十分楽しさは味わえます。

キャンプがより楽しくなるグッズ

なくてもいいけど、あるとより楽しくなる筆頭は、お酒でしょう。

一人飲んで静かに夕焼けを眺めるもよし、大自然の中で何人かでお酒を飲めば、忘れられないツーリングとなるでしょう。

他には、木炭と焼き網です。これがあれば、焼き肉ができますね。ただし一人で全部用意するのは大変ですから、2,3人でのキャンプにお勧めです。

タープ(大型の屋根型シート)、折りたたみ椅子、クーラーボックスもあると便利ですが、やはり数人で分散したいところですね。

キャンプツーリングの注意点

キャンプ場のルールを守る、ごみ箱がない場合は持ち帰る等は当たり前として、バイクでの一番の注意点は、荷物の積載方法です。

テント等の重いものは、極力車体中心に集めるようにしましょう。そうしないと前輪荷重が減って操縦が不安定になることがあります。

高さが増えると風圧の影響で前輪が不安定になりますから、これも要注意です。

また、荷物の固定はしっかりしましょう。高速道路の風圧と振動で徐々に荷崩れし、一気に落ちたら大変なことになります。

レインウェア等すぐ取り出したいものは荷物の最上段に、カメラ等の貴重品はタンクバッグに収納すると便利です。

見落としがちなことですが、キャンプ場には明るいうちに到着しましょう。暗くなってからテントを張るのは大変だからです。

キャンプの醍醐味

これは端的に言えば、夕食、日没時、朝の3つです。

直火(禁止の場所も多いですが)やコンロを使い、アウトドアで料理をして食べる美味しさ。外で見る夕焼けと朝焼けの美しさ。

キャンプでは、全てが大自然の中にあることを肌で感じることができます。

まとめ

バイクは、「走る」ための必要最小限の装備をした乗り物です。したがって、バイクで行くキャンプも、持って行くものは最小限にとどめたいですね。

そして自然の中で過ごせば、開かれた空間の中を走るバイクの魅力をなお一層感じることができるに違いありません。