CB1300SBは、ノーマルでも大変にバランスが優れたバイクですが、ライダーの体格、メインとする用途等、目的に合わせてカスタムすることでより一層乗りやすくなります。その幾つかをご紹介します。
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マフラー交換
メカがむきだしのバイクにとって、マフラーはスタイリングにおいて大きな要素を占めます。マフラーを換えることは、非常に大きな意味があります。
それは、次のような点です。
(1)アクティブセーフティ
静かなノーマルマフラーを、より音量の大きいものに変更することで、他車に対して「ここにバイクがいるよ」というアクティブセーフティ(「積極的安全」=自ら安全な状態・行動を作ること)のアピールができます。もちろん合法的なマフラーです。
(2)軽量化
CB1300SBのノーマルマフラーは約13kgあります(年式によって若干違います)が、それを車外マフラーに交換することで、軽量化ができます。
最も軽いオールチタン製マフラーは約4kgしかありませんから、9kgも軽くなりますね。これは大きいです。
(3)音色の変化を楽しめる
実はライダーの多くは、走りながら自分のバイクの排気音をよく聞いています。アクセルを開ける、加速する、原則する、これら動作にリニアに反応する排気音は、実はとても心地いいものです。
マフラーを換えることで排気音はまた違った音色となり、走りながらその変化を楽しむことができます。
スクリーン
次はスクリーンです。
CB1300SBのノーマルスクリーンは、低めに作られています。メーカーによれば「適度な風を受けるため」だそうですが、高速を長時間走ると、低いと感じることが多くなります。
それを高いタイプに変更することで、高速走行時の疲労や風切り音の軽減を図れます。
ただし身長や体格によってかなり感じ方が違いますから、交換する前には、ネットのインプレ等をよく読んでおきましょう。
ハンドル
CB1300SBのハンドルは、2009年モデルまでは低くて遠いと感じる方が多かったようです。そうしたユーザーの声を受け、2010年からは14mm手前、23mm上方に移動しました。
そこで、2009年までのモデルを中古で購入した場合は、ハンドルを換えると楽なポジションになる場合があります。
ただしこれも、身長や好みによって違ってきます。またハンドル交換は、ブレーキホースやアクセルワイヤー等の長さの制約を受けますから、単純に交換できない場合は追加の出費ができてしまいます。
その他
その他によく行われているカスタマイズは、次のとおりです。
(1)バックステップ:ステップを後方にしてポジション変更します。走り屋向きです。
(2)リアのフェンダーレス:すっきりしたリア回りがお好みの方向き、反射板をつけ忘れないよう。
(3)リアインナーフェンダー:フェンダーレスによって泥はねがひどくなった場合の対策。
(4)ヘッドライトのHID化またはLED化:明るくなりますが、合う種類を選ばないとなりません。
まとめ
カスタマイズの方向性はいろいろありますが、王道は、バイクをさらに乗りやすく、かっこよくすることです。CB1300Bをさらに扱いやすく、そして自分だけの一台にするカスタマイズ、是非楽しんでくださいね。なお写真は、私がつけているマフラーとスクリーン(ノーマル比11cmアップ)です。ハンドルも1cmアップのタイプに換えています。