日本には数多くのバイクメーカーがある中で、国内トップクラスで世界中にシェアを持つメーカーの一つがスズキです。そんなスズキが開発した国内向けスポーツバイクとして根強い人気を誇っているのが、スズキGSR750ABSになります。そこで今回は、このスズキGSR750ABSの燃費や走行性能、ライバル車についてご紹介します。
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スズキGSR750ABSの特徴と魅力
スズキGSR750ABSはスズキが開発、販売しているスポーツバイクです。この750ABSはGSR600をフルモデルチェンジした後継車に当たるバイクで、600が国外向けのモデルだったのに対してこちらは国内向けモデルとして開発されました。
一般的に輸出仕様のバイクに比べて国内向けはパワー不足が懸念されるケースも少なくありませんが、GSR750ABSは全く変わらない最高出力が出せるのが特徴です。
ハンドリングのシャープさもこのバイクの魅力の一つで、スポーツバイクに比較的多い倒しこみからワンテンポ遅くなる穏やかさとは異なり、スーパースポーツバイクに近いクイック感を出すことができます。
その軽快さによって、乗り手の意志に即座に反応してくれるのでコーナリングも軽やかで連続するカーブでもストレスを感じることはありません。
スズキGSR750ABSのスペック・燃費、走行性能は
スズキのホームページにあるGSR750ABSのスペックは次のとおりです。
全長（mm） 2,115
全幅（mm） 785
全高（mm） 1,060
シート高（mm） 815
車両重量（kg） 213
燃費 国土交通省届出値：定地燃費値
30.0km/L （60km/h、2名乗車時）
最高出力（kW［PS］/rpm）
78［106］/10,000
最大トルク（N・m［kgf・m］/rpm）
80［8.2］/9,000
タイヤ前 120/70ZR17 58W
タイヤ後 180/55ZR17 73W
水冷4ストロークの4気筒エンジンを搭載しているスズキのGSR750は重量のある4気筒エンジンを搭載しているにも関わらず、軽快なフットワークで走行することができます。その軽快さは600ccクラスのバイクと思い違いをするほどのフットワークを誇りながらも、高いエンジン性能による直線での力強い走りで750ccならではの爽快感を感じることが可能です。
燃費はレギュラーガソリンで街中の走行であればLで23kmと比較的高い燃費性能を誇っています。アクセルの回し具合での若干の違いはありますが、高速走行であれば満タンの状態で300km前後走ることも可能です。
スズキGSR750ABSのライバル車は
スズキGSR750ABSのライバル車に当たるバイクの一つがカワサキが販売しているZ 800です。こちらは、カワサキが力を入れている新世代と呼ばれるZシリーズの一つで、ハンドリングの安定感とコーナリングのしやすさが特徴になります。
カワサキ独自の並列4気筒エンジンによって力強い走りができ、燃費性能はLで20km前後とGSR750ABSと遜色がないことでライバルとして位置付けられているバイクです。
そしてもう一つのライバル車に位置づけられているのが国内屈指のバイクメーカーとして知られるヤマハが2010年に販売を始めたFZ－8になります。こちらは総排気量799ccでGSR750ABSと同じ4ストローク水冷4気筒のエンジンを搭載しているのが特徴です。
燃費は一般道の走行で15km前後、ツーリング走行で20km前後と十分な燃費性能となっています。走りやすさにも定評があって、特にカーブではハンドルが自然と傾くほどの軽やかな動きが特徴です。
まとめ
走りやすさと力強さを追求して開発されたスズキのGSR750ABSは、高速域から低速域まで対応できる高いエンジン性能によって走行シーンを選ばずに爽快な走りを実現させてくれます。
4気筒エンジンの重量感を持ちながらも中型のような軽快な取り回しができることで、熟練ライダーはもちろんのこと、初心者にも最適なバイクです。
