バイクの大きな楽しみの一つは、ツーリングです。エンジンの鼓動を体と耳で感じながら、大自然を駆け抜け、美味しいものを食べ、ソロで、あるいは数人で時間を共にする。至福のひとときですね。
そのツーリングをより快適に、またいざというときに応急処置ができるように、ここでは役立つグッズを5つご紹介します。
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1.bluetoothインカム
Bluetooth(ブルートゥース)とは、IT機器の無線規格の一つで、これを利用したインカム(無線装置)は、IT時代のツーリンググッズとして筆頭に挙げておきましょう。
これは無線装置を内蔵した本体、左右スピーカー、マイクの3点からできており、どれもヘルメットに装着します。
インカムがあれば走りながら、スマホや携帯音楽プレーヤーでかけた音楽を聞きながら走ることができます。慣れ親しんだ風景も、好きな音楽をかけながら走ればまた違って見えてきますね。
また相互ペアリング(通話可能な状態)すれば、走りながら会話もできます。
一度これを経験すると、もうインカムなしには戻れません。タンデムもマスツーも、実に快適になります。
2.ナビ
既にナビをつけているライダーは多いと思いますが、これも、是非欲しいグッズですね。
バイク専用の防水型もあれば、比較的安い車用もあります。後者はちょっと防水に注意しましょう。
ナビの最大の利点は、初めて走る道で迷ったり慌てたりすることなく、運転に集中できることです。頼りすぎて「あとで道を思い出せない」場合もありますが、地図を併用して防ぐことができます。
今はスマホのナビが高性能になってきているのでナビは必要ないと言う声もあります。
3.ジャンプスターター
これは、超小型のバッテリーです。用途としてはスマホやデジカメ等の充電、また使う頻度は高くありませんがバイクのバッテリー上がりのときにも使えます。
大きさは小型のタブレットぐらいで、バイクのセルモーターも回すパワーがあるのですから、驚きです。
1980年代ぐらいからバイクのキックペダルは廃止されていますし、インジェクション車は押しがけできても実はあまりよくありません。
いざというときのために、ジャンプスターターが1台あると絶大な安心感があります。
4.パンク修理セット
バイクにはスペアタイヤがありませんから、パンクは死活問題となります。
パンク修理セットは、穴をふさぐゴムと接着剤、圧縮空気がセットされています。これがあれば、ソロツーリングでも心強いですし、マスツーリングでも、誰かがパンクしたために全員足止めという事態を防ぐことができます。
5.ガムテープ
昔からツーリングの必須アイテムとして使われているのがガムテープです。用途はとても多く、
・転倒したときのレバー、カウル、ウインカー等の応急処置
・積み荷の固定
・ケガの応急処置
・防寒(袖を留める、すきま風を防ぐなど)
・ヘッドライトトラブル応急処置(ロービームが切れたとき上部に貼る)
などです。
まとめ
こうして見ると、IT時代ならではのグッズと、昔から定番のグッズとあることが分かりますね。
なかでもインカムの便利さは特筆ものですから、ぜひ経験してくださいね。