昔、バイク用ヘルメットを選ぶとき、使っているうちに中のウレタンがやせてくるので小さめの方が良いといわれましたが、どうもそんなに簡単ではないみたいです。今現在のヘルメットの選び方はどうなっているのでしょうか?
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小さいヘルメットを選んだ方が良い!?
衣服を選ぶとき、大きい服は着られますが、小さい服は着ることができません。ヘルメットも同じで、小さいヘルメットは被ることすらできないので、大きいヘルメットを被るしかないのです。しかしながら、ヘルメットは頭部を衝撃から守る目的があるため、基本的にジャストフィットしていることが理想なのです。
そうした場合、大きすぎるヘルメットを被っていると衝撃でヘルメットがズレてしまうことがあり、それにより衝撃を吸収できない場合があります。そうすると、ジャストフィットしているヘルメットか、小さめのヘルメットを選ぶしかありません!ヘルメット内のウレタンなどは、段々とやせてくるので、それも考慮してヘルメットを選ぶと言う人もいます。
問題あり!?小さめのヘルメット!
小さめのヘルメットを被ったとき、問題はあるのでしょうか?まず一つは、最近のヘルメット内のウレタンは、昔のものよりも少し硬く、やせにくいものになっています。段々と内装がやせてくると思って、小さめのヘルメットを購入しても、なかなかやせてこないので、常にきつく感じることになってしまいます。
また、長時間、頭部の一部が圧迫されていると、痛みが生じてきたり、場合によっては、頭痛を生じる場合もあるのです。当然、頭の大きさ・形は、人それぞれですので、面長の人、エラの張った人、丸顔の人などで、圧迫される部位は異なってきます。
バイクを運転している限りヘルメットを被る必要があるので、遠出した時には、痛みが生じてきても我慢するしかなくなるのです。
本当は少し大きめ!?ヘルメット!
ヘルメットのサイズが合わない場合はどうすればよいのでしょうか?ヘルメットを被ったときに、きつく感じることがないものをまずは選ぶ必要があります。そして、ヘルメット調整パッド(ウレタン)が市販されているので、貼り付けることで調整するのが、一番かもしれません。
それでは、インターネットなど現物を被ることなく購入する場合はどうすればよいのでしょうか?やはりヘルメットは試着することが前提なのでお勧めはできませんが、小さめのサイズは避けるべきでしょう!
また、今まで、ヘルメットを購入したことが無い人であれば、ヘルメットのフィッティングをしている店での購入が一番かもしれません。
小さめのヘルメットを無理に被るよりも、大きめのヘルメットを調整するというのが、今の選び方ではないでしょうか!