バイクで走っていて雨にあうのは嫌なものですが、雨でもどうしても行かなければ場合や、ツーリング先で雨に降られることはあるものです。
ここでは、夏に適した雨具(レインウェア)の選び方をご紹介します。
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高価だが優れているゴアテックス
まず素材で選ぶとすれば、夏用レインウェアにはゴアテックス製を選びたいですね。空気は通すが水は漏らさないという大変優れた素材です。夏に着るという観点で大切なことは、通気性ですよねす。
ゴアテックス製レインウェアは、バイク用品ショップあるいはアウトドアショップで売られています。バイクで使うにはフードがあると邪魔ですから、フード部分が取り外せるのがベストです。価格は2,3万円と高価ですが、大切に扱えば長く使えます。
安い製品なら通気性を重視
次に、通常のナイロン製のレインウェアを選ぶとすれば、通気性を重視しましょう。まずレインウェアには、胸と背中の部分にデザインを兼ねて合わせ目があります。フラップ状になっていて、そこをめくるとメッシュがあって空気が通るようになっています。
バイクで高速を走ってもこのフラップはめくれませんから、安心です。また背中は負圧となって空気を吸い出してくれますから、走っていれば案外蒸れません。ナイロン製なら、安い物で上下1,000円前後から、高くても数千円で買えます。
ブーツカバーもお忘れなく
そして案外見落としがちなのが、ブーツカバーです。雨の中を30分、1時間と走っていると、前輪が跳ね上げた雨水がブーツ先端にかかります。すると、革製ブーツにしみてきて不快になりますから、ブーツカバーも併せて購入しましょう。価格は3~4千円です。
どこで買うか
バイク用レインウェアですから、購入するのはバイク用品ショップやアウトドアショップとなります。しかし近年、作業服専門店に安く優れたレインウェアが売られていることが知られ、ライダーの間で静かなブームとなっています。市街地から外れた幹線道路で見かける、作業服の専門店です。
ここは、一年を通してインドアやアウトドアで働く人のため、実に様々な作業服や用品が売られています。また嬉しいことに、朝7時など早朝から営業しているお店も多いのです。ツーリングの出発前、あるいは出先で買うこともできますし、休みの日にレインウェアを探しに行ってみるのもよさそうですよ。
ワンポイントアドバイス
レインウェアを買うときに注意したいことは、よく目立つ色です。一番目立つのは、明るい黄色や蛍光グリーンなど、自然界にあまり存在しない色です。赤や紫は目立つようでいて、暗くなると案外見えにくいです。反射テープも貼られていればベストです。
大きさは、高原の防寒に使うことも考え、通常よりワンサイズ大きめにします。なおレインウェアには、「ポンチョ」と言ってコートのような形状のものもありますが、これをバイクで使用してはいけません。風圧でボタンが外れ、広がった裾がリアタイヤに巻き込まれる恐れがあるからです。
まとめ
夏に選ぶレインウェアは通気性第一。そして快適に走るためにはブーツカバーが必須です。また、雨中走行は何かと疲れます。タイヤのグリップも低下しますから、安全には十分注意して走りましょう。