一口にバイクと言っても、ネイキッド、スーパースポーツ、ツアラー、オフロード、アメリカンなど様々なタイプがあります。そして、それに似合うファッションがあります。バイクに合ったライディングジャケット、パンツ、ヘルメットなどがばっちりキマっていると、とても格好いいですよね。
ここでは、アメリカンバイクに合うヘルメットについて解説します。
スポンサーリンク
アメリカンに似合うのはジェットタイプ
端的に言えば、バイクはタイプによって、ライダーのファッションを選びます。アメリカンバイクのヘルメットに限って言えば、ジェットタイプが最も似合っています。
実際、アメリカンにまたがってフルフェイスやオフロードヘルメットをかぶった姿を見ると、どうも似合っていません。なぜなら、全てのモノにはその形に進化した理由があるからであって、オフロードヘルメットにはオフロードゆえに求められた形があるということです。
アメリカンバイクは、地平線まで続く荒野を、ゆっくり、淡々と走るために生まれたバイクです。ですから、開放感があって視界がいいジェットタイプが似合っているのです。
もちろん、安全面から言うとフルフェイスが一番なので安全を第一に考えるのであればフルフェイスという選択も間違いではありません。
アメリカンバイクに似合うヘルメットメーカー
ハーレー
アメリカンバイクと言えば、まずはハーレーダビッドソン。こればかりは、誰も異存はないでしょう。そのハーレーもヘルメットを製造しています。
頭部をカバーする「純正ハーフ1/2」、耳までカバーする「純正3/4」、「フルフェイス」がありますが、やはり1/2や3/4のジェットが似合うと思います。色は黒が多く、他には白ベースに星のグラフィックをあしらったものが多いです。
BELL(ベル)
BELLはアメリカの老舗ヘルメットブランドで、1966年、世界初のバイク用フルフェイスヘルメットを開発しています。ちょっとレトロな独特の形状は、同じアメリカ生まれのハーレーによくマッチしています。1970年代から80年代に活躍したレーサー、ケニー・ロバーツやエディ・ローソンもBELLヘルメットを愛用していました。
BUCO(ブコ)
BUCOは、かつてアメリカでBELLと人気を二分したブランドです。シンプルなジェットタイプながら遊び心のあるグラフィックデザインが特徴で、耳まで完全にカバーする形状は安心できます。また、金や銀のフレーク(金属粉)入りの華やかなタイプもあり、ちょっとゴージャスな雰囲気も味わえます。
まとめ
アメリカンバイクには、それに似合ったヘルメットを合わせて、ワイルドにキメたいですね。ここにご紹介した3ブランドのいずれも、アメリカンにはよく似合います。ただし、実際の走行には安全にも留意したいものです。シールドかゴーグルをかけ、目だけは最低限保護しましょう。