250ccスクーターは、車検がなく普通二輪免許で乗れることから、人気があります。
国内4大メーカー(ヤマハ、ホンダ、スズキ、カワサキ)から魅力的な車種が販売されていますので、それぞれの特徴についてご説明します。

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ヤマハ:マジェスティ

マジェスティは250ccスクーターの代名詞とも言える存在で、メーカーが「シームレス&ローシェイプ」と名付けた、低く迫力あるスタイルが特徴です。事実、走りも軽快なフィーリングです。

スマートキーエントリー、60リットルのシートした収納、YCC-ATオートマシステムも使い勝手がよいです。オートマはハンドル部スイッチで3モード切り替えが可能で、天候や道路に合わせた走行モードを選ぶことができます。また、マフラーなど豊富な社外パーツがあるのもマジェスティの魅力ですね。

ホンダ:フォルツァ

フォルツァは、ビッグスクーターの中で最もスタイリッシュです。絞り込んだボディーやスリムなフロントカウル形状から、引き締まった印象を受けます。

また、710ミリという極めて低いシート高、43km/リットルという高燃費から、安心して長く走れるスクーターと言えます。
高級感あふれるメーターパネルもフォルツァならではの装備です。

スズキ:スカイウェイブ

スカイウェイブの一番の特徴は、大柄な車体です。それゆえ2人乗車でも安定した走行が可能です。タイヤもライバルより太いので、安定感も高いです。

グレードも豊富で、5つの変速モードのある「タイプM」、めっき部品を多用した豪華外装の「SS」、寒気対策をした「リミテッド」など、価格は違いますが、好みに応じて選ぶことができます。

売れ筋はタイプMで、5つの変速モードのうち、無段変速のCVTモードと、自動変速するATモードの2つが使いやすいと評価が高いです。なお、カワサキの「エプシロン」は、スズキのスカイウェイブをカワサキブランドで販売しているので、実質的には同車種と言えます。

まとめ

ビッグスクーター3車種の乗り味をどう感じるか、個人的には別れるところですが、大まかに言うと、軽快なフォルツァ、重厚なスカイウェイブ、その中間のマジェスティと言えると思います。

250ccスクーターは、高速道路も走れますし、2人乗りが可能な区間も多いですから、シート下に宿泊道具を積み、泊まりでタンデムツーリングに行けば楽しそうですね。250ccスクーターの利点を最大限に生かしたツーリングです。ただし、ご紹介した車種は生産が終了されている場合もありますので、最新情報はメーカーのホームページ等で確認して下さいね。