ホンダX-ADVは、2017年4月13日に発売されたアドベンチャースタイルの大型バイクです。水冷・4ストローク・OHC・4バルブ直列2気筒745ccエンジンを搭載することで、日常生活から休日まで多彩なシーンで活躍できます。アドベンチャースタイルの魅力を存分に味わうことのできるホンダX-ADVを紹介します。

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ホンダX-ADVの特徴と魅力

ホンダX-ADVの魅力は、フロントからリアまで一体感のあるデザインが施されており、街乗りでは落ち着いた印象を感じさせ、ツーリングではたくましいスタイルを感じさせます。

特徴となっているのが大きめのステップです。一見するとスクーターに見えるライディングポジションになるため、男性から女性まで扱いやすいですし、雨天の走行でも足が濡れにくいというメリットがあります。またシート下にはフルフェイスヘルメット1個分のラゲッジスペースを確保、さらに荷物確認に便利なライトと12Vのアクセサリーソケットも標準装備しています。

ノブ式のメインスイッチも特徴です。作動範囲であればポケットをキーに入れたままでもエンジンをかけられますし、イモビライザー機構による盗難防止、ハンドルロック解除も防ぎ、なおかつシートとフューエルリットの解錠操作もボタン一つで行なえる使い勝手の良さが魅力です。

ホンダX-ADVのスペック・燃費、走行性能は

ホンダのホームページにあるX-ADVのスペックは次のとおりです。


全長(mm) 2,230
全幅(mm) 910
全高(mm) 1,345
軸距(mm) 1,580
最低地上高(mm) 135
シート高(mm) 790
車両重量(kg) 238

燃費 国土交通省届出値:定地燃費値
40.0km/L (60km/h、2名乗車時)
燃費 WMTCモード値
27.0 (クラス3-2、1名乗車時)

最高出力(kW[PS]/rpm)
40[54]/6,250

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
68[6.9]/4,750

タイヤ前 120/70R17M/C 58H
タイヤ後 160/60R15M/C 67H


 

ホンダX-ADVの燃費は、1Lあたり27.0km(WMTCモード)です。タンク容量が13Lなので351kmほどになるため、高い燃費性能を備えています。

走行モードを選択できるDCTに加えてタフな足回りに仕上げており、走行性能も高いです。またフロントとリアに採用されたプリロード調整機構は、採用乗員や積載量に合わせて乗車姿勢を変更できるというすぐれものです。ダイレクトな駆動力を伝えてくれるチェーンドライブ方式は、街乗りからワインディングロードまであらゆるシーンに活躍します。

ホンダX-ADVのライバル車は

ホンダX-ADVのライバルは、スズキスカイウェイブ650LX

とヤマハTMAX530です。

総排気量に差がありますが、市街地に違和感のないスタイリッシュなデザインとスクーターのような大きめのステップが特徴です。

1Lあたりの燃費性能においてはホンダX-ADVが27.0km、スズキスカイウェイブ650LXが28.7km(定地燃費値、2名乗車時)、ヤマハTMAX530が20.6kmとなっています。スズキスカイウェイブ650LXのみ定地燃費値ですが、WMTCモードがより厳格であるため、ホンダX-ADVがリードします。

排気量においてはホンダX-ADVが745cm3、スズキスカイウェイブ650LXが638cm3、ヤマハTMAX530が530cm3となっており、排気量に勝るホンダX-ADVのエンジン性能がいかんなく発揮されます。

まとめ

ホンダX-ADVは、街乗りからツーリングまで多彩なシーンを1台で楽しみたい方におすすめします。

スタイリッシュなデザインが溶け込む街乗り、アップダウンやコーナ-の多いワインディングロードでは低中回転域で強いトルクを発生させ路面を力強く蹴るパワフルな加速性能が評価されており、心地よいスポーティーなライディング体験を心ゆくまで楽しめます。