バイクに乗る時、一番大事なものはヘルメットと言われています。できればヘルメットは安全なものを身に着けたいところですが、結構値が張るのがヘルメットで、買い換えにはコスパを重視する方も多いです。ではコスパが良くて安全性もあるヘルメットメーカーはどんなものがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

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コスパが良いのはこの3メーカー

バイク用ヘルメットを販売するメーカーは様々ありますが、その中で安全性と価格を加味して比較的コスパが良いメーカーは、Arai、SHOEI、シンプソンと言われています。

これらのメーカーは他と比べても圧倒的に価格が安値で、かつ安全基準もクリアしているため安全性も問題ありません。なぜここまでコスパ良く販売されているのかというと、それはヘルメットがシンプルな構造をしていることが理由です。

ハイグレードなヘルメットになると、快適性を求めてたくさんの通気口を設けたり、シールドの換装が容易な構造に設計されています。そうすると構造上、強度が落ちてしまうので、高価な素材を使って安全性を維持しているのです。コスパの良いヘルメットとは、快適性を求めた装備を最小限に抑えているから実現できているのです。

コスパの良し悪しの判断材料は?

ヘルメットメーカーでコスパが良いのはArai、SHOEI、シンプソンと言われていますが、この3メーカーからヘルメットを選ぶ際、どのようにコスパの良し悪しを判断すれば良いのでしょうか。

価格での判断はしやすいのですが、ここでの判断のポイントは安全性能です。バイクのヘルメットとは、最低1つの安全基準をクリアしなければバイク用として販売することができません。それは、SG規格というもので、これがなければ販売できないのです。

他にもJIS規格やSNELL規格、MFJ規格などがあり、これらの規格を通過していると、ヘルメットの裏側に規格ごとのマークが貼られます。つまり、安全性の判断は、これらのマークのいずれかが貼られていることは勿論のこと、4規格すべて貼られているかどうかというところも安全性の判断材料とすることができるでしょう。

おすすめのヘルメットメーカーは?

上記で挙げた3メーカーの中からおすすめを選ぶとすれば、やはりヘルメットメーカー最大手、Araiのヘルメットがおすすめです。先ほど安全基準の規格には4規格あると述べましたが、Araiではこれらの他に独自の規格を設けて徹底した安全性能を実現しています。

その基準とはSNELL規格の定める安全基準をさらに厳しくしたもので、コスパ重視のヘルメットメーカーの中ではトップクラスの安全性能でしょう。けれども、これほどまで安全を追求しているので、価格も他と比べれば割高と感じるかもしれません。

ある程度の安全性があれば良いという方にはシンプソン製がおすすめです。3メーカーの中では最安値ですし、殆どの物が3規格以上をクリアしているので十分な安全性能も備えています。