バイクのヘルメットには交換をすべきタイミングや、選ぶ際の注意ポイントがあります。それらを知っておくことで、より安全で自分にピッタリのヘルメットを選ぶことが可能です。安全なライディングを実現するためにもヘルメットの正しい知識を知って下さい。

スポンサーリンク

ヘルメットの寿命はモデルごとに異なる

ヘルメットの一番重要なポイントは安全性です。したがって、インナーパーツが汚れていなくても、ショック吸収性能が落ちてきたら交換する必要があります。外装の擦り傷やシールドの汚れは後からでも奇麗にできますが、中の性能部品が劣化してしまうと交換ができないので、買い替えるしか方法がないのです。

ちなみにヘルメットを落としてしまったことがある方も多いですが、これも場合によっては交換が必要です。基本的にヘルメットの寿命はメーカーごとに異なりますが、落下してショックを与えた場合、ショック吸収部品の性能が落ちてしまうこともあります。

つまりヘルメットに衝撃を与えるイコール、交換するタイミングでもあるのです。必ず性能が落ちるわけではありませんが、最高の安全品質をキープしたい場合は、交換することをオススメします。

ヘルメットのカテゴリーと安全性の関係

ヘルメットにはいくつかのカテゴリーがあります。フルフェイスやシールドとマスク部分が一体化したものなど、使いやすさやスタイルによっても異なります。基本的に安全規格が認証されているものは心配いりませんが、中には装飾用に作られた半ヘルもあるので注意が必要です。装飾用のヘルメットは衝撃を吸収する性能がないので、安全性能は保証されていないのと同じです。ヘルメットはスタイルも重要ですが、安全性能重視で選ぶことをオススメします。

バイクを買い替える場合、バイクのカテゴリーによってヘルメットを交換するのも大切です。それぞれのバイクスタイルに合ったファッションやヘルメットのカテゴリーがあるので、これも買い替えのタイミングといえます。

ヘルメットの買い替えのタイミング、複数持つと便利

ヘルメットは1つあれば十分ですが、複数あればさらに便利です。例えば冬のシーズンはフルフェイスなど、風を遮断できるヘルメットが効果的ですが、夏は暑くなってしまいます。したがって、一体化したフェイス部分がオープンにできるものを使用すれば涼しい風を顔に感じながらツーリングが可能です。

このように複数のヘルメットを所有して、シチュエーションやスタイルによって使い分けることもできます。複数あれば、万が一買い替えが必要になった場合でも、他のヘルメットで代用ができるので便利です。

以上のようにヘルメットの買い替えタイミングは、衝撃吸収性能が落ちた場合、メーカーの推奨使用年度を超えた場合、バイクを買い替えた場合の3つがポイントになります。