バイク好きの中には「正統派バイクのイメージ=カワサキ」と言う人も珍しくありませんが、「Ninja」はそのようなカワサキ製バイクの中でも評判のシリーズです。カワサキニンジャの大型モデルである「Ninja 1000」は、乗っているだけでツーリング仲間の話題に上りそうな車種の一つであると言えるでしょう。そこで今回は、改めてカワサキニンジャ1000について色々とまとめてみました。

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カワサキNinja 1000の特徴と魅力

大型スポーツツアラーとして人気のカワサキ「Ninja 1000」は、リッタークラスに相応しい加速力と操作性、さらに走行安定性を兼ね備えた一台として評価されています。

しかも、2017年3月に発売された2017年モデルには当時の最新電子制御技術が搭載され、また同年9月には2018年モデルが発売されるなど、“進化し続けるバイク”であるとも言えるでしょう。

流線型のカウルに覆われたシャープな車体や鋭い目つきのダブル・フロントライトは、シリーズの伝統であるスポーティさを演出し、車名の由来でもある1000ccエンジンが生み出すパワーは、様々な条件下でもストレスのない加速を実現します。加えて「Ninja 1000」は旋回性能や制動力にも優れており、その最大の魅力は所有者に「日本の公道を走るだけでは勿体ない」と感じさせる総合力かも知れません。

カワサキNinja1000のスペック・燃費、走行性能は

カワサキのホームページにあるNinja1000のスペックは次のとおりです。


全長(mm) 2,100
全幅(mm) 790
全高(mm) 1,185
軸距(mm) 1,440
最低地上高(mm) 130
シート高(mm) 815
車両重量(kg) 235

燃費 国土交通省届出値:定地燃費値
23.0km/L (60km/h、2名乗車時)
燃費 WMTCモード値
17.5 (クラス3-2、1名乗車時)

最高出力(kW[PS]/rpm)
104[141]/10,000

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
111[11.3]/7,300

タイヤ前 120/70 ZR17M/C 58W
タイヤ後 190/50 ZR17M/C 73W


 

「Ninja 1000」では2017年モデルから2018年モデルへの変更に伴い、ABS装着車もそのまま「Ninja 1000」の名称が使われることになりました。また外観に関しても、鮮烈な緑などが印象的だった過去モデルに対して、ブラック系とシルバー系の2つのカラーが新採用されています。

さらに、DOHC4バルブのリッターエンジンが生み出す最高出力・最大トルクは141PS・111Nmを誇り、迫力あるライディングを味わうのに十分なパワーと言えるでしょう。その他、19lの燃料タンクを備え、カタログ上の燃費性能も一般道・二人乗り走行の場合で最大23.0km/lと、安心してロングツーリングを楽しめる設計になっています。

カワサキNinja 1000のライバル車は

「Ninja 1000」のライバル車には、国産車ではスズキ「GSX-S1000F ABS」、

輸入車ではBMW「R1200RS」などが挙げられるでしょう。

走行性能の源として、「Ninja 1000」と同じく並列4気筒エンジンを有する「GSX-S1000F ABS」は、総排気量998ccと僅かに「Ninja 1000」を下回るものの、カタログ燃費性能では23.8km/lと少しだけ「Ninja 1000」を上回っています。

一方、「R1200RS」は総排気量1169ccとさらにビッグサイズな水平対向2気筒エンジンを持ちながら、燃費性能は24.4km/lとなっています。ただし、BMWのカタログ最大燃費は時速90km走行時が標準であり、国産車と比べて一概に優劣を決めることは難しいかも知れません。尚、燃料タンクの容量は3台共に17~19lの範囲内に収まっています。

まとめ

より精密で迫力ある走りを楽しみたいバイカーにとって、カワサキ「Ninja 1000」はその希望を叶えるバイクの一つです。また、例えば一人で気ままに、あるいは恋人を後ろに乗せて、そして時には気の置けない仲間と優雅なツーリングを楽しみたいと考える人にとっても、大型バイクならではの快適性はとても魅力的な要素でしょう。