バイクウェアのデザインで賛否が分かれるのがロゴが目立つかどうか。デカデカと主張しているロゴがカッコいいと言う人もいれば、バイクを降りたら恥ずかしくて着ていられないと言う人も。今回はデカロゴが恥ずかしいから控えめなのを着たいあなたにロゴが控えめなバイクウェアメーカーを紹介します。
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KADOYA(カドヤ)
創業1935年のカドヤの主力製品は革ジャンですが、革パンツや革ブーツも製造しています。革ジャンともなると、大きなロゴが背中か胸元にあることが多いですが、カドヤ製品にはそれらがありません。したがって、ぱっと見ただけでは、どこの革ジャンであるか全く分からないでしょう。
もちろん裏地の首部分には、「KADOYA」とあります。そしてカドヤの製品は、職人が裁断からこだわりを持って行っています。スイングトップの布製ジャケットも、背中、肘、胸にはパッドが装着できるように作られています。あまり目立ちたくはないけれど、上質のバイクウェアを着たい。そんなライダーにはぴったりのブランドです。
コミネ
コミネは、60年以上の歴史を持つバイク用品メーカーです。ジャケット、パンツ、ブーツから手袋、パッド、バッグに至るまで全て自社製造しています。色は黒がベースで、青や赤を加えて2色のものもあります。ロゴは「KOMINE」で、胸や背中にありますが、小さくて目立ちません。
派手さはありませんが、大人のための落ち着いたウェアで、ブランド名はなくても見た目は何となくコミネだと分かる。そんなメーカーです。コミネで注目したいのは、首につける「ネックブレイス」で、万が一転倒したときに首をしっかりガードする機能があります。
ケブラー繊維を装着したジーンズもあり、お尻と膝の部分にケブラー生地を使用し、転倒時のダメージを少なくしています。
コミネのバイクウェアは幅広いユーザーのニーズに答える万能性が魅力
ラフ&ロード
ラフ&ロードはバイク部品を専門に扱う商社で、自社ブランドのウェアを製造するかたわら、タイヤやヘルメットも販売しています。ロゴは「ROUGH&ROAD」です。
同社の代表的な「SSFシリーズ」はゴアテックスを使った3シーズン用ジャケットで、ツートンカラーのデザインでラフ&ロードと分かるもので、ロゴ自体は控えめです。革パンツやメッシュパンツもそろっており、ラフ&ロードならバイク用品全てが揃うと言っても過言ではないでしょう。
まとめ
以上、ロゴが控えめな3つのメーカーをご紹介しました。ロゴが控えめであれば、購入したまま落ち着いた雰囲気で着てもいいですし、自分で好きなワッペンを貼ってカスタマイズができますから、ジャケットデザインの自由度は高いと言えます。いいものを買って、スタイルに合わせて長く使いたいですね。