ホンダCBR250RRは、フルカウルのレーサーレプリカタイプのオートバイで、流線型が美しく本格的なレーシングも楽しめるハイスペックなマシンです。

足つきも良く250ccという比較的小さな排気量ですので女性でも扱いやすく女性にも人気のあるバイクです。今回は、CBR250RRの魅力について迫ってみますので参考にしてみてください。

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ホンダCBR250RRの特徴と魅力

CBR250RRの前身となるCBR250FOURは、1986年に250ccとしては初めてホンダからリリースされた、4気筒エンジン搭載バイクとして若い人の間で大人気のバイクでした。そのCBR250は、2014年に新しいフォルムにリニューアルされ、馬力及び出力のパワーアップが図られ話題となりました。

現行型のホンダCBR250RRの魅力としては、フルカウルの美しいフォルムが挙げられます。カウルは美しさだけでは無く高速走行時には風圧を分散してライダーを楽にしてくれます。

また、比較的車高の低いバイクですので、女性など身長が低い人でも両足が付き乗りやすいバイクです。なお、CBRは一世代前のモデルよりも9馬力もアップし、38馬力となり最高出力も12500回転となり3500回転も引き上げられています。その一方、低中域のトルクも十分にあり街中も走りやすく、2輪初心者にもお勧めのバイクです。

ホンダCBR250RRのスペック・燃費、走行性能は

ホンダのホームページにあるCBR250RRのスペックは次のとおりです。


全長(mm) 2,065
全幅(mm) 725
全高(mm) 1,095
軸距(mm) 1,395
最低地上高(mm) 145
シート高(mm) 790
車両重量(kg) 165

燃費 国土交通省届出値:定地燃費値
40.1km/L (60km/h、2名乗車時)
燃費 WMTCモード値
26.7 (クラス3-2、1名乗車時)

最高出力(kW[PS]/rpm)
28[38]/12,500

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
23[2.3]/11,000

タイヤ前 110/70R17M/C 54H
タイヤ後 140/70R17M/C 66H


 

2017年度の最新モデルはMC51型といわれています。エンジンの総排気量は249ccで、最高出力は12500回転にて38馬力を絞り出します。最大トルクは11000回転にて2.3kgmという強力なスペックです。また、ブレーキは前後ともディスクブレーキで、ABSも標準で搭載されていて安全な走行が可能になりました。車両重量は169kgで、車体の大きさは全長2065mm、全幅725mm、全高1095mmです。

ホンダCBR250RRのライバル車は

CBR250RRのライバル車としては、カワサキのNinja 250SLや

スズキのGSX250Rなどが挙げられます。

まず馬力について比較すると、CBR250RRが38馬力であるのに対し、カワサキのNinja 250SLは29馬力、スズキのGSX250Rは24馬力となっていて、圧倒的にCBR250RRの出力が高くなっています。

また、燃費については60km/h定地燃費値にて、CBR250RRは、1リットルあたり40.1キロメートル、カワサキのNinja 250SLは43キロメートル、スズキのGSX250Rは41キロメートルとなっていて、CBR250RRが馬力が高い分燃費が少々悪いと言えます。

なお、トルクについては、CBR250RRは23N・mでカワサキのNinja 250SLは22N・m、スズキのGSX250Rは22 N・mとなっていますので、トルクが一番太いCBR250RRが一番扱いやすいバイクということになるでしょう。

まとめ

CBR250RRは、他のライバル車と比較しても車体が軽く、車高も低いため足つきも良く小柄な人でも扱いやすいバイクという評価になります。また、低域から高域回転に至るまでトルクが太いですので、街中で乗るのにも高速走行にも適しています。トラブルも少ないバイクですので、メカに弱い女性や初心者などにおすすめのオートバイです。