スズキスカイウェイブ250は、スクータータイプのオートバイです。1998年に発表されてからクールなスタイルと扱いやすいビッグスクータースタイルが好評を博し人気を集めました。スズキスカイウェイブ250は、2016年の自動車排ガス基準が適用されたことから2017年9月に生産終了しており、現在では中古市場で購入できます。

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スズキスカイウェイブ250の特徴と魅力

スカイウェイブ250は、流れるようなフォルムやアーモンド型の二灯ヘッドライトをもつスタイルが人気を集めました。スズキがスカイウェーブ250を発表するまでは、一般的なスクーターのデザインをそのまま大型化したようなスタイルが一般的でしたが、このモデルが市場に登場することで、ビッグスクーター人気に火を付けました。

使い勝手の良さも評価されています。シート下のトランクスペース容量は63Lもあるため、フルフェイスヘルメット2つを余裕で収納できます。またハンドル下には収納スペース、スマホの充電ができるDCソケットも装備しているため、移動している間に充電できるビッグスクーターです。

この他にもキーレスシステム採用しているので、離れたところから鍵をさしてのエンジンのオン・オフなど様々な操作ができる使い勝手の良さも評価されています。

スズキスカイウェイブ250のスペック・燃費、走行性能は

スズキのホームページにあるスカイウェイブ250のスペックは次のとおりです。


全長(mm) 2,270
全幅(mm) 760
全高(mm) 1,225
軸距(mm) 1,585
最低地上高(mm) 125
シート高(mm) 710
車両重量(kg) 214

燃費 国土交通省届出値:定地燃費値
39.0km/L (60km/h、2名乗車時)

最高出力(kW[PS]/rpm)
19[26]/7,500

最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
25[2.5]/6,000

タイヤ前 120/80-14M/C 58S
タイヤ後 150/70-13M/C 64S


 

スカイウェイブ250は、全域での出力に対応した水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載しており、二人乗りでも余裕を持って走れます。

また大型バンパーと大径のタイヤを採用したため高い安定性が知られています。7段階統制が可能なサスペンションユニットのスプリングプリロードにより体格や好みに合わせて自由に調整できるため、体格の小さな女性ライダーからも評価されているモデルです。

気になる燃費ですが、ガソリン1Lあたり39.0km(2名乗車時)と高い燃費性能を達成しています。

スズキスカイウェイブ250のライバル車は

スズキスカイウェイブ250のライバルは、
ホンダのフォルッツア

ヤマハのマジェスティです。

いずれもビッグスクーターですし、流れるようなフォルムや排気量が250ccであることが共通しているため、ライバル車にふさわしいモデルといえるでしょう。

気になる1Lあたりの燃費性能は、スカイウェイブ250が39.0km(2名乗車時)、ホンダフォルツアが43.0km、ヤマハマジェスティが38.0kmですが、スズキスカイウェイブ250のみ2名乗車時で測定しているため正確な比較は難しいのですがフォルツアの燃費が一番いいです。

またライバル車に比較すると重量があるため、加速力に遅れを取る傾向がありますが、車両を安定させる大径タイヤと独自のサスペンションユニットが路面の衝撃を吸収し、しなやかで柔らかく安定した走りが評価されています。

まとめ

スカイウェイブ250は、街乗りに向いたクールなスタイルをしており、日常生活からツーリングまで楽しみたいという人におすすめの、オールラウンドなスタイルを持つビッグスクーターです。

比較的加速力が弱いため坂道や急加速などは苦手ですが、エンジンブレーキの効きが良いので坂道を下る際に安心して操作できますし、カーブを曲がるバンクでもなめらかなコーナリングを体感できます。