アライとショウエイは、バイクヘルメットの2大メーカーとして知られています。この2つから選べば間違いないと言われますが、それぞれの特徴はどうなのか気になりますよね。

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両ヘルメットメーカーの経緯からみる違い

日本国内でヘルメットを製造する代表的なメーカー、株式会社アライヘルメットと株式会社SHOEI。大きな違いは、ヘルメットを作るに至った経緯ではないでしょうか。アライは、1902年に帽子屋として生業を始め、その後に作業用のヘルメットを手掛けるようになりました。一方のショウエイは、1954年にポリエステルを扱う会社として誕生し、その後、取引先であったホンダを通じてヘルメットの製作に取り組みます。

アライとショウエイは同じヘルメットを生産しながらも、そこにたどり着いた道のりは随分と異なっています。それ故に、商品作りにも違いが覗えます。

アライのヘルメットは、帽子屋だけに頭の丸みに合ったデザインが大きな特徴です。何処と無くやわらかく包み込む優しさがあります。一方のショウエイは、機能性を優先したエッジの効いたデザインが特徴です。それは、もしかすると1965年にホンダの純正品として採用されたことも関係しているのでしょう。

両メーカー共に経緯は異なりますが、扱う商品がヘルメットなので、その安全性に対する意識も高く、特にアライはアライ規格と呼ばれている自社で取り組む厳しい安全性能で有名です。ショウエイは安全性に加えて、快適性への配慮を行うなど様々な気候で使用するヘルメットの使い心地にも意識を向けています。

アライ、ショウエイ、それぞれどんな人におすすめか

アライヘルメットは総じて安全性を全面に押し出した製品が特徴になっています。オススメしたいユーザーは、ベテランライダーをはじめ、初心者のライダーや女性ライダーなどです。丸みのあるフォルムはキレイですし、高い安全性を印象付ける厚めのシェルも収まり具合が自然です。

それに比べると、ショウエイのヘルメットは、蒸れやすい頭部の快適性に配慮がなされているのが製品の特徴です。オススメしたいのは、長くオートバイに乗って来たライダーやはじめてバイクに乗るライダーです。ラクに被れるので、ヘルメットを被り慣れていない人でも比較的扱いやすいからです。

ヘルメット選びには、安全性はもちろん、ファッション性や快適性と様々なポイントがあります。まずは気になるポイントからヘルメットを選んでも良いでしょう。

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