バイクの燃費は車種と排気量で大きく異なります。排気量が50ccのスクーターと1000cc以上の大型バイクでは、その差は約3倍です。具体的にどれくらい燃費が変わるのか、最新の国内メーカーバイクの車種と排気量で比較しました。

スポンサーリンク

カワサキ排気量別燃費比較

人気車種が多いカワサキのバイクで燃費を比較すると、125ccのZ125PROは50km/L、250ccのNinja250は40km/L、400ccのNinja400は37.5m/L、1200ccのZRX1200DAEGは25.8km/Lです。

排気量が大きくなるにつれて、段階的に燃費が落ちています。250ccと400ccでは大きな差はありませんが、125ccと1200ccでは2倍近い差があります。

SS排気量別燃費比較

人気メーカーのモデルをランダムにピックアップして燃費を比較すると、250ccのヤマハYZF-R25は33.5km/L、400ccのホンダCBR-400は39.7km/L、1000ccのカワサキNinja1000ABSは23km/L、1300ccのスズキ隼(ハヤブサ)は28km/Lです。

一般的にSSは燃費が悪いイメージがありますが、改めて見ると、ほかの車種に比べて極端に悪くありません。特に最新のモデルでは驚くほど燃費が向上しています。ただし、メーカーやモデルによってかなり差があります。

オフロード排気量別燃費比較

カワサキとヤマハのバイクで燃費を比較すると、125ccのカワサキKLX125は53.5km/L、250ccのカワサキKLX250は40km/L、同じく250ccのヤマハセロー250は40km/Lです。

オフロードバイクは排気量の種類が少なく、公道を走れる最新モデルは125ccと250ccの2種類ですが、バイクの中ではもっとも燃費がよく、女性ライダーにも人気があります。

クルーザー排気量別燃費比較

カワサキとホンダのバイクで燃費を比較すると、250ccのカワサキESTRELLAは39km/L、500ccのホンダRebel500は40.2km/L、900ccのカワサキVULCAN900CLASSICは36km/L、1100ccのCB1100は31.3km/Lです。

クルーザータイプは、ほかの車種に比べると排気量によって極端な差がありません。このため、大型バイクの燃費が良いのも大きな特徴です。

スクーター排気量別燃費比較

人気車種が多いスズキのバイクで燃費を比較すると、50ccのレッツは74km/L、125ccのアドレスV125Sは52km/L、250ccのスカイウェイブ250タイプMは39km/L、650ccのスカイウェイブ650LXは32km/Lです。

排気量が大きくなるにつれて段階的に燃費が落ちています。50ccと650ccでは2倍以上の差があります。50ccのスクーターはかなり燃費がよく、大型のSSバイクの約3倍です。