カワサキNinja 400は、2013年12月1日に発売されたスーパースポーツです。2011年に発表されたカワサキNinja 600をベースに改良エンジンを搭載しており、スペック上はカワサキNinja 400Rと同じです。
レーススタイルの圧倒的な加速性能と走行風を調整するフルフェアリングを採用したカワサキNinja 400を紹介しましょう。
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カワサキNinja 400の特徴と魅力
カワサキNinja 400の特徴は、サーキット走行もできるスーパスポーツスタイルにあり、特に若者世代から高く評価されています。
滑らかなフルフェアリングの外観のみで他を置き去りにする加速性能と圧倒的なパフォーマンスを感じられるため、大型バイクやスクーターなどでは感じることの難しいクールスポーティーな印象を持ちます。
燃料タンクの形状もニーグリップのホールドが自然と高まるようデザインされているので、高速走行時はもちろんのこと、コーナリングや停車走行でも人車一体を感じられます。
209kgという比較的重い躯体ですが、パワフルな水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブを搭載した最大出力44PSにより圧倒的なパフォーマンスを発揮するため、心地よい風を受けながらストレスフリーで走りの楽しみを体感できるモデルです。
カワサキNinja 400のスペック・燃費、走行性能は
カワサキのホームページにあるNinja 400のスペックは次のとおりです。
全長(mm) 2,110
全幅(mm) 770
全高(mm) 1,180
軸距(mm) 1,410
最低地上高(mm) 130
シート高(mm) 805
車両重量(kg) 209
燃費 国土交通省届出値:定地燃費値
37.5km/L (60km/h、2名乗車時)
燃費 WMTCモード値
24.0km/L (クラス3-2、1名乗車時)
最高出力(kW[PS]/rpm)
32[44]/9,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
37[3.8]/7,500
タイヤ前 120/70ZR17M/C(58W)
タイヤ後 160/60ZR17M/C(69W)
カワサキNinja 400の燃費は、1Lあたり24.0km(WMTCモード)、燃料タンク15Lなので約360km走行できる計算です。この燃費性能であれば、東京から新東名高速を利用すれば名古屋市あたりまで移動できる距離になります。
またカワサキNinja 400のシートは、厚みのあるウレタン素材を採用しており、ロングライディングでもお尻が痛くなりにくので、街乗りからワインディングロード、高速道路などを使ったツーリングにも適しています。
カワサキNinja 400のライバル車は
カワサキNinja 400のライバルは、ヤマハYZF-R3、
あと、ホンダCBR400Rです。
いずれもスーパースポーツスタイルであるため、若者世代の評価も高いという共通項があります。
1Lあたりの燃費性能においては、カワサキNinja 400が24.0km、ヤマハYZF-R3が24.4km、ホンダCBR400Rが28.2kmと燃費性能においては、ライバルに一歩譲ります。
最大トルクと最高出力は、カワサキNinja 400が7500rpm・44PS、ヤマハYZF-R3は9,000rpm・42PS、ホンダCBR400Rは9500rpm・46PSとなっています。いずれも加速性能に優れていますが、路面状態を滑らかに処理できるラジアルタイヤを履いたカワサキNinja 400は、高速道路での安定性や最高速度においてライバルに勝ります。
まとめ
カワサキNinja 400は、高速道路での快適なツーリングを楽しみたい方におすすめできるモデルです。停車状態からすっと抜け出す高い加速性能を備えながら、最高速度においては数あるライバル車を凌駕するため、高速ライディングで圧倒的な走りを体感できます。
流れるような美しいフォルムと心地よいツインエンジンのサウンド、人車一体感を感じられるスタイルがカワサキNinja 400の魅力です。